ラーフィングて何イタグレ?スマイルも

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消えたラーフィング

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いつもの河川敷でラーフィングの呼び戻しの訓練をしていました。あたりに気になる犬がいないか、駆け寄ってこられても、ラーフィングのリードをさっと引けるかを確認して、ロングリードを放していました。広い公園にはラーフィングとスマイル以外の犬はいません。飼い主は安心してしゃがんで続けていました。

ふと、背後に気配を感じました。しゃがんだまま振り返ると、すぐ後ろに黒ラブが迫っていました。「あっラフィが」とリードを掴みなおそうと正面を向いたときには、ラーフィングは8mのリードごと消えていました。しまったと焦ってずっと前方を見ると、河川敷の土手をラーフィングが上がって行こうとしています。黒ラブも追っかけています。すぐに2頭は土手を上がりきってしまいました。

土手を越えると交通量の多い車道です。そしてその向こうは入り組んだ住宅地です。土手から飛び出した犬を車が避けてくれるとは思えません。轢かれるかもしれない!もしうまく車道を渡れても、住宅地に入られては見つけだすことは不可能に思えました。

黒ラブも逃げ出した犬のようで、遠くのほうから叫びながら土手を上がっていく飼い主らしき人が見えました。スマイルをかかえて飼い主は全速ダッシュしました。落とさないように全力疾走で土手を駆け上がりました。その時、車の急ブレーキの音、続いて「あっ」と叫ぶ声が聞こえました。遅かったと絶望的な気持で声の方を見ると、2頭が道路の向こうの住宅地に走り去っていくのが見えました。

土手の上にいた男の子が、「黒い犬が車にぶつかったけど、走って行ったよ」と走る背中越しに教えてくれました。ラーフィングもこげ茶だから黒い犬に見えます。「大きい犬?小さい犬?」と聞くと、わかんないとの答え、とにかくちらっと見えた方角を目指して追いかけました。どうやら最悪の事態を目の当たりにすることはなかったようです。しかし危険はまだいっぱいです。住宅街の込み入った道から、車道へ飛び出してくることも考えられます。さらに住宅街を抜ければ、バス通りに出てしまいます。

ふだんなら長く抱いていると降りたがって騒ぐスマイルが、緊張しているのか静かにしています。飼い主のただならぬ雰囲気に圧倒されたのか、事態がのみこめているようにも見えました。

まったく姿の見えないラーフィングを探しさまよい続けました。そこの角を曲がったら、ひょっこり顔を見せてくれるという結末を想像しながら、名前を連呼しながら探しました。

庭で犬と遊んでいる奥さんに、荷物を降ろしている宅配さんに、境内で掃除をしている神社の人に、「黒くて細い犬を見かけませんでしたか」と尋ね歩きました。時間が過ぎていきます。こうしている間にも、飼い主からラーフィングはどんどん離れていくような気がしてきます。

姿を消した方向を中心に、ふだん散歩しないところまで範囲を広げて探していると、うちのマンションへ続く道路に出ました。その道をまっすぐ突き当たると、エントランスにぶつかります。交差する道で左右を確認して、後ろを振り返りながらエントランスに進みました。その時、全く予想もしないことばをかけられました。「ラーフィングちゃん、いますよ」

見れば、同じマンションに住むご夫婦がラーフィングのリードを持って待っていてくださいました。ラーフィングはエントランスを入ったところに座っていたそうです。マンションにも動物の苦手な方もいらっしゃるので、たまたまそのご夫婦に見つけられて、捕まえていただいたことは本当に幸運でした。家を目指したラーフィングに会えた!帰ってきた!

気づけば8mのロングリードを引きずりながら、どこにも引っかからずにたどり着いたこと、車やバイクや自転車に当たらなかったこと、河川敷からマンションまでの1キロを迷わず帰ってきたことなど、無事に見つかったことは、たくさんの幸運の積み重ねでした。ラーフィングがどの道をどんなふうに駆け抜けて来たかは想像することしかできません。

飼い主とラーフィングは今年の運を使い切った気分です。
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| 未分類 | 18:47 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2011/01/09 22:37 | |

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| | 2011/01/10 08:55 | |

読んでてまるで自分のことのように感じて
冷や汗が出てしまいました
でも逃げながらもライフィングちゃんは自宅へ戻ったということかな?だとしたらなんかすごい!

運もあるかもしれないですが無事でなによりです。



| みもる | 2011/01/11 18:50 | URL | ≫ EDIT

安心しました・・・

パパさん、ママさん、ラーフィングちゃんが無事で
本当に良かったですね。
ブログを読んで、本当にドキドキしました。
マンションの下で待っていたなんて、
おうちを覚えていたんですね。
本当に無事で良かったです。

| クツミママ | 2011/01/12 16:16 | URL |

みもるさんコメントありがとうございます。
ラーフィングはいままでに2度も脱走しているので、
放すときはロングリードでも十分注意をしているつもりでした。
黒ラブが飼い主の真後ろからしのび寄ってきているとは、
思いもしませんでした。
ラーフィングも飼い主が陰になって見えなかったみたいです。
犬は嗅覚がいいって聞きますが、
あてにはなりませんね。

| ラーフィングの飼い主 | 2011/01/12 18:37 | URL | ≫ EDIT

ご訪問ありがとうございます。クツミママさん。
ラーフィングはマンションの入り口で
捕えられておとなしくしていたのですが、
もし発見者がこのご夫婦ではなかったら、
ラーフィングはここから追われて
どこかをさまよっていたのではないかと思います。
偶然が重なったのですが
帰ってくれて本当によかったです。

| ラーフィングの飼い主 | 2011/01/12 18:44 | URL | ≫ EDIT

ほっとしました

はらはらしながら読ませていただきました。とにかく無事でよかったです。うちのクリストファーが猫を追ってダッシュを駆けたことを思い出しました。猫が屋根にあがったのであきらめてくれたのですが、いやあもうイタグレってやつは強烈な瞬発力を持っています。

| 小田急 | 2011/01/12 18:54 | URL | ≫ EDIT

小田急さん、おっしゃる通りです。
飼い主が背後に何かを感じて、振り返って、
犬が迫ってきたと感じて、ラーフィングを確認するまで、
3秒くらいだったと思います。
その間に20m走っていたことになります。
ダッシュを決める力は
人間では追いつかないことを実感しました。

| ラーフィングの飼い主 | 2011/01/12 19:04 | URL | ≫ EDIT

こんにちは^^
今年もよろしくお願いいたします<m(__)m>

読んでて心臓がドキドキでした。
結果、無事でよかったよかった^^
ですが、男の子が言う「黒い犬が車にぶつかった」というのが気になりますね。
ラーフィングちゃんは大丈夫でしょうか?

| comachi | 2011/01/13 09:51 | URL | ≫ EDIT

v-438こんばんはcomachiさん。
飼い主も気になっていたのですが、
そのときはラーフィングを見つけることで必死で、
ぶつかったほうがどっちだったのか
と考える余裕すらありませんでした。
ラーフィングは今では
何事もなかったように走り回っていますので、
当たったのは黒ラブだったと思います。
あれから見かけていません。
なんともなければいいのですが。

| ラーフィングの飼い主 | 2011/01/13 18:35 | URL | ≫ EDIT

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| | 2011/01/14 21:30 | |

焦った

読んでるこっちも焦りましたよ。
とりあえずよかった。

| カプちゃんの飼い主(出張中) | 2011/01/17 23:27 | URL |

カプちゃんの飼い主(出張中)さん、こんばんは。
ラーフィングは過去に脱走歴があるので、
いつもはリードをしっかり握っています。
でもこの日は河川敷にはだれもいなくて、
ラーフィングも飼い主の周りをうろうろして、
駆け出す素ぶりはありませんでした。
それで安心して、ちょっとならとリードを放したのです。
帰ってきたのはついていたとつくづく思います。

| ラーフィングの飼い主 | 2011/01/18 18:58 | URL | ≫ EDIT















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